

いきなりのWizzard「See My Baby Jive」風の決め、3連譜の複数台と思しきピアノ達が鳴り始まるシャッフル・ビート。めくるめく60年代前半の、Phil Spector風ガール・グループ・サウンドが展開されています。アクセントのタム回しがシンドラなのが時代ですね。ブラス・ストリングスアレンジはいつもの通りLynton Naiffがクレジットされています。
Wizzard風の決めや間奏のギターの雰囲気など、まるでこの2年前・81年の大滝詠一さん作品『A LONG VACATION』を意識したかのような音世界ですが、Goldに当時聴く機会があったのか、はたまたたまたまアウトプットが似てしまったのか、真相は本人に聞いてみないと分かりませんね(これ聴いて思いましたが、80年代のナイアガラ・サウンドって音の厚み付けにブラス隊を使うことってあんまりありませんでしたね)。ちなみにB面の「The Choo-Choo」もタイトルからしていかにもオールディーな感じですが、こちらはSpectorものではなく、Martha & The Vandellas風のソウルフルなナンバーです。


そしてそのわずか1ヶ月後、第2弾にしてラスト?シングル、「Girls Fall In Love」がリリースされます。B面が「My Boy」で、ジャケットもシングル「My Boy」の「STEREO 45RPM」の部分に「Girls Fall In Love」と上から貼っただけと、手抜き感が凄いですが…。さてこの「Girls Fall In Love」、Gold-Denne作・Goldプロデュースというところは変わらずでして、やはり素敵な60年代アメリカン・ポップスものでした。フェイドアウト前に登場するドラムの三連とか、思わずニヤッとする要素が満載です。なんというかDavid Jones風の香りもどうしても感じられますが、Goldは82年の佐野元春さん・杉真理さん・大滝詠一さんによる『NIAGARA TRIANGLE VOL.2』を当時聴く機会があったのか、是非、是非、本人に聞いてみたいところですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿